虎ノ門トラストシティワールドゲートは民間都市再生事業
国土交通省は9月13日、森トラスト株式会社の実施する国家戦略民間都市再生事業「虎ノ門トラストシティワールドゲート」計画が都市再生特別措置法の認定を受けた、と発表した。
事業は、地下鉄神谷町駅周辺を再開発し、歩行者空間や緑化空間と連携した歩行者ネットワーク、外国人居住者や地域に生活する人々を支援する施設、地域資源を活用した産業の育成や海外展開のサポート機能、防災対応力の強化、環境負荷低減などを整備する大型複合再開発計画。
緑豊かな国際的経済および観光拠点の創出を目指す。
クールジャパンを発信
事業は、東京都港区虎ノ門、面積17,921.68平方メートルの区域。
複合ビルは、虎ノ門パストラルホテルの跡地に建設し、敷地面積16,210.61平方メートル、延床面積195,159.41平方メートル。鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)で、地上37階、地下4階、塔屋2階、高さ約180メートル。
高層部にサービスアパートメントや外国人に対応するホテル、中層部にオフィス、低層部には多言語に対応する医療・生活支援施設や日本の文化資源を海外に発信するための産業育成施設やカンファレンス施設、その他集会場、診療所、店舗、神社などが整備される。
設計は株式会社安井建築設計事務所など、施工は清水建設株式会社などが行う。
開発スケジュール
平成28年10月17日工事を開始し、平成32年3月16日工事完了を予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001145273.pdf