フロックとは

更新1121

  1. 建設・設備求人データベースTOP>
  2. 用語辞典>
  3. フロック

フロック

フロックとは、水の浄化手段のひとつである活性汚泥の中に含まれる、綿くず状の微生物の集合体。もしくは浄水場内の「凝集剤注入設備」から「薬品混和池」「フロック形成池」「沈殿池」に至るまでの計4箇所の設備内で生じる、凝集剤によって集められたかたまり状の沈殿物を指す。
活性汚泥内のフロックに関しては「活性汚泥」の項目を参照。

凝集剤注入設備では、石油系や鉄系、アルミ系によって作られた凝集剤を水中に注入することにより、汚水の中に含まれる小さな塵や土砂がかたまり状の集合体となり、フロックが形成される。そのままでの除去が難しい小さな塵や土砂は、凝集剤の効果によって大きく重みのあるフロックへと成長し、大きくなったフロックは自らの重みで沈殿する。
その結果、水中の小さな塵・土砂は取り除かれ、次の工程である「塩素注入設備」へと運び込まれる。

当サイトからのお知らせ

カテゴリから調べる

転職について相談したい
経験を活かせる求人を知りたい

お気軽にご相談ください

無料転職支援を利用する