ジェット燃料とは

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ジェット燃料

ジェット燃料とは、航空機のジェットエンジンに使用される燃料の呼称。日本工業規格(JIS)では航空タービン燃料油と呼ばれる。

ジェット燃料は燃焼性の良さや発熱量の大きさなどが求められるので、それらの条件を満たすために原油から蒸留される成分に水・金属成分・硫黄成分・添加剤などの不純物を混入する。
通常、原油からできる成分はガロンやリットルなどの体積単位で量られるが、ジェット燃料は気温によって体積が大きく変動するため、ポンドやキログラムといった重量で量られる。

ジェット燃料の条件
ジェット燃料として使用されるには、以下の条件を満たす必要がある。

・発熱量(真発熱量)が大きい。
・燃焼性が良く、燃焼後に発生する煤(すす)の量が少ない。
※残った煤が燃焼室やノズル部分に付着すると、その箇所だけ超高温状態になることがあり、故障の原因にもなる。
・揮発性が適度にある。
・凍結しにくい。
・腐食性がない。
・引火点と発火点が共に低い。
・熱安定性と化学安定性が高い。
・電気伝導率が高い。

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