クラッシャーラン
クラッシャーランとは道路の路盤材に用いられる砕石の一種で、岩石か玉石を破砕機(クラッシャー)で砕いただけのもの。クラッシャランともいわれる。
粒の大きさを揃える必要がないため、比較的安価である。主に下層路盤をつくる際に使われる。石を砕いたものが主流だが、コンクリートの廃材を再利用して作られるクラッシャーランもある。
道路の路盤材として用いられる砕石にはクラッシャーラン以外に、粒度調整砕石がある。
・粒度調整砕石
岩石や玉石をクラッシャーで破砕した後、ふるいにかけて粒の大きさを一定のサイズにととのえた砕石。
締め固めた時の支持力がクラッシャーランよりも強いため、上層路盤をつくるための路盤材として使われる。