クリープ
クリープとは、鉄筋コンクリートや木でできた梁が、荷重を長期間受けることによってたわむ現象。
大気中の湿度や、コンクリート中に含まれるセメントの分量などによってクリープの度合いは変化する。
※一般的に、温度や湿度が高ければ高いほどクリープは生じやすい。しかし鉄筋コンクリートの場合は乾燥に弱いため、湿度が低いほどクリープが生じやすくなる。
どんな材料を使って建築物を造るにしても、ある程度時間が経ったときに生ずるクリープは避けられない。そのため、設計時には必ずクリープを想定して設計する。
クリープ現象が原因で材料が壊れることを「クリープ破壊」という。