乾式製法とは

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乾式製法

乾式製法とは、一般的にタイルの製法のひとつである。湿式製法と大別され、乾式製法で作られたタイルは乾式タイルと呼ばれる。
坏土(はいど)などの原料を成型金型に充填し、高圧プレス機で押し固め、乾燥・焼成する製法である。

※坏土…陶磁器の原料となる非常に細かな素地土

湿式製法では原料の含水率が約20%に対し、乾式製法では約7%である。また、焼成による収縮率が前者は約15%であるのに対し、後者は約8%以下に抑えられる。
そのため、乾式製法は乾燥・焼成時間が短く、焼成後の収縮や歪みが少ない。
乾式製法であれば、寸法精度が高く、安定した品質のタイルを低コストで大量生産することが可能である。
外装・内装タイルやモザイクタイルは、主にこの製法で作られることが多い。

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