舗装
舗装とは、耐久性の高い道路を作るために、路面をアスファルトやコンクリートなどで固めること。路面を構成する層を緻密・平坦にすることで、雨天時の道のぬかるみなどを防止し、走行・歩行時の快適性や安全性を高めることができる。
舗装に使われる原料にはアスファルト、コンクリート、タイル、レンガ、砕石、ブロックなど様々なものがある。最もメジャーな原料はアスファルトとコンクリートであり、それぞれ長所・短所が異なる。
■アスファルト舗装
アスファルト混合物を主原料に用いる舗装方法。車道と歩道の両方に使われる。
敷設が簡単で、車両走行時の騒音や振動が小さく、快適に走れるという長所がある。一方、短所としては劣化が進みやすい、揮発性があるために火災事故が起きた場合深刻化させやすいといった点が挙げられる。
■セメント舗装
セメントコンクリートを主原料に用いる舗装方法。車道と歩道の両方に使われる。
アスファルト舗装に比べて耐久性に優れているが、走り心地に関してはアスファルト舗装よりも若干劣る。また、施工期間が長く、敷設が難しい。