6月の受注高は7兆3,390億円
国土交通省は8月10日、「建設工事受注動態統計調査報告(平成28年6月分・確報)」を公表した。
調査によると、6月の建設工事の受注高は7兆3,390億円。前年同月と横ばいではあるものの、21か月連続で増加傾向を維持している。
このうち元請けの受注高は、前年同月比2.1%減の4兆9,965億円。13か月ぶりの減少となった。発注者別にみると公共機関からの受注が、1.6%減の1兆5,154億円。民間などからの受注は、2.3%減の3兆4,811億円となっている。
工事業種別にみると、土木工事は前年同月比2.0%増の1兆2,849億円。建築工事(設備工事を含む)が1.8%減の3兆2,731億円。機械装置などの工事は14.4%減の4,384億円。
一方、下請けの受注高は4.9%増の2兆3,425億円。15か月連続で増加している。
職別工事業の受注が7か月連続で増加
業種別にみると、総合工事業は前年同月比2.1%減の4兆6,307億円。先月の増加から再び減少へと転じた。
職別工事業は21.1%増の1兆399億円。7か月連続での増加となった。設備工事業は4.7%減の1兆6,684億円。2か月連続で減少している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report