埼玉県、施工予定者を清水建設に

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埼玉県、施工予定者を清水建設に

2016年07月28日 01:00

施行予定者が清水建設に決定

埼玉県は、「熊谷ラグビー場改修工事設計技術協力業務委託」の設計技術協力事業者(施工予定者)を清水建設に決定。この委託は設計段階から施工者のノウハウを活用する方式(ECI方式)方式を適用している。

このプロジェクトは、19年に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の会場として利用するため、大規模改修を行うというものだ。完成目標は、W杯開催の1年前となる18年8月までとしている。契約金額は193万5000円で、全体の参考概算事業費は94億6000万円。また、設計は松田平田設計が担当。

「熊谷ラグビー場改修工事設計技術協力業務委託」の概要

熊谷ラグビー場の所在地は熊谷市上川で敷地面積は27万5243平方メートル。履行期間は9月30日までだ。実施設計の完了後、工事について見積もり合わせを行い、工事請負契約を結ぶ流れとなる。

まず、設計技術協力業務の概要は工事施工者の立場からの高度な技術提案や技術支援のほかに、施工計画の作成や、技術情報などの提出、関係機関との協議資料作成支援、技術提案、設計調整協議、設計の確認、報告書の作成などが対象。

そして、工事概要は、旧メーンスタンドの観客席改修、防水工事、新メーンスタンド・サイドスタンドの新設、外構などの改修(舗装、フィールドなど)、電気・機械設備工事。規模はRC一部S造4階建て延べ約2万1200平方メートル。常設のスタンド2万4000席を設けるほか、大型映像装置を1基整備する。

W杯開催時には、仮設スタンド6000席と仮設の大型映像装置1基を追加設置する予定となっており、夜間照明設備も設ける。

また、工期短縮やコスト縮減のため既存施設のスケルトン部分を活用する。県によると、実質的には新築工事に近い形になるとしている。

▼外部リンク

 

埼玉県公式サイト
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/160721-10.html

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