16億米ドル規模の大規模EPCI業務を受注
千代田化工建設は7月25日、サウジアラビア王国のHasbah 海洋ガス田開発のEPCI業務を受注したと発表した。契約金額は約16億米ドル。
千代田化工建設の関連会社であるEMAS CHIYODA Subsea社(以下「ECS社」)とL&T Hydrocarbon Engineering社(以下「LTHE社」)とのコンソーシアムが、サウジアラムコ社からHasbah 海洋ガス田開発の第2フェーズに係る設計・調達・建設・据え付け業務を一括受注した。
サウジアラムコ社は世界最大級の原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量を誇る、サウジアラビア王国の国営石油会社である。
サウジアラムコ社と海洋資源開発で長期包括契約を締結
ECS社とLTHE社のコンソーシアムは、昨年6月にサウジアラムコ社と海洋資源開発プロジェクトに関する長期包括契約を締結している。今回の受注は、この包括契約に基づいたもので、千代田化工建設が出資して以来、ECS社として初めての大型案件の受注となる。
プロジェクトでは新たな海底ガス配管と海底ケーブルを敷設し、坑口プラットフォーム海上設備一式を設置する計画だ。
千代田化工建設は今回の受注について、
グローバルオペレーションの一環としてインドの設計拠点をL&T社と共同で運営するなど、従来からのL&T社との連携関係を活かして、本業務を効率的に遂行・完成させることをめざします
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
▼外部リンク
千代田化工建設株式会社のプレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2016/#all