三菱商事と三菱地所は、7月12日、ミャンマーの大手企業グループであるSerge Pun & Associates Ltd.グループ(以下、SPAグループ)の関連会社2社と共同で、同国ヤンゴン市中心部における大規模複合再開発事業「Landmark Project」を開始することを発表した。
プロジェクト参入に伴い、両社はシンガポールに合弁会社を設立し、海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)からの優先出資も受け入れ、日本連合として総額最大約2億ドルの出資枠を確約。このプロジェクトは、JOINの海外都市開発分野での出資参画第一号案件となる。
このプロジェクトは、同国の発展を支える基盤になると共に、文字通りヤンゴン中心部の「ランドマーク」となる大規模プロジェクト。
具体的には、総延べ床面積約20万平方メートル超を開発・運営する大規模複合再開発事業であり、SPAグループがオフィス、商業施設、ホテル等を建設・運営してきた約4ヘクタールの敷地を再開発し、新たにオフィス2棟、分譲住宅1棟、ホテル・サービスアパート1棟、商業施設を建設するものだ。
なお、完工は2020年度中を目指す。
同国は、2011年に民主化され、発展の土台となるインフラ・社会基盤整備は現在、重要課題として位置づけられている。
両社は、プロジェクトを通じ、日本の高い技術力や付加価値の高い都市インフラ等を提供することで、経済発展著しい同国に対し、より一層の貢献をしていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱商事 プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/
三菱地所 プレスリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/