出力48MW、年間発電量約8,500万kWh
SBエナジーと三井物産などが共同出資する特別目的会社「グリーンパワー浜田」は6月10日、風力発電所「ウインドファーム浜田」の営業運転を開始した。
「ウインドファーム浜田」の設置場所は、島根県浜田市金城町および弥栄町。1,670キロワットの風力発電機29基を設置した大規模な風力発電所で、出力約48メガワット。年間予想発電量は一般家庭約2万3,600世帯分の年間消費量に相当する、8,500万キロワット時を見込む。
今回の発電所の開発に伴って新設した建設・保守用道路は今後、地元の造林事業者と共用するなど、地域への貢献も行う。
SBエナジーでは初となる風力発電事業
ソフトバンクグループで自然エネルギー事業を手掛けるSBエナジーは、これまではメガソーラー発電を中心に事業に取り組んできた。
今回稼働した「ウインドファーム浜田」は、SBエナジーが初めて運転を行う風力発電事業となる。また、三井物産は日本はもとより、カナダやメキシコ、ポーランド、オーストラリア、米国など海外でも積極的に風力発電事業に出資参画している。
SBエナジーは風力発電事業に意欲的で、
自然界に無尽蔵に存在する風を利用した風力発電の普及・拡大を目指し、陸地や海上への風力発電所の建設とその運営を推進いたします
(SBエナジーのホームページより)
(SBエナジーのホームページより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SBエナジー株式会社、三井物産株式会社のプレスリリース
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/pdf/press_20160607_01.pdf