県外企業の応募も可能に
埼玉県は、6月3日、建設工事に関する新製品・新技術を募集することを発表した。
県では、優れた新製品や新技術を発掘し、活用を支援する「新製品・新技術マッチングモデル事業」を実施。今年度からは、県内企業が製造または施工することを原則とした県外企業の応募も可能となっている。
募集概要
この事業では、「発注者提案型モデル事業」と「応募者提案型モデル事業」の2つのテーマを用意。
「発注者提案型モデル事業」では、既設道路橋梁の床版上部の劣化状況における効果的な調査方法および、既設鋼矢板護岸の腐食を防止し延命措置を図る新製品・新技術を募集する。
また、「応募者提案型モデル事業」では、堤防点検手法の効率化に貢献する新製品・新技術を募集。県内企業のもつ建設工事等へ活用できる技術を、県が用意する試験フィールドで応募者の負担により、試験施工を実施するというものだ。
県土づくりに貢献
県では、選定された製品・技術についてはモデル事業として試験施工を行い、その効果を広く公表したい考えだ。
なお、募集期間は、7月6日(水)まで。応募は、新製品・新技術マッチングモデル事業ホームページから、応募様式をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送または持参にて受け付け中だ。
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