最終性能を確認
鹿島道路は、6月6日、同社が開発した「高耐久性アスファルト舗装工法」を、関東圏内の民間企業の協力を得て、最終確認施工を実施したことを発表した。
アスファルト舗装は、コンクリート舗装と比較して、施工性に優れる一方、耐荷力性の点では課題も山積。
貨物やコンテナ置き場では不適とされ、道路でも大型車が駐停車するバス停等では、著しく耐久性が損なわれるケースが見受けられたことから、課題解決として、より優れた舗装工法が求められていたという。
高耐久性アスファルト舗装「AKD(Anti Kerosene and Durability pavement)舗装」(鹿島道路商品名)は、アスファルト舗装でありながら耐油性、据え切り抵抗性、耐流動抵抗性を有するのがメリットだ。
また、アスファルト舗装混合物の製造については、特殊改質剤をプラントで添加、混合するため、貯蔵性、製造の容易性も大きな特徴のひとつとして挙げられるという。
年度内に商品化
同社は、2年前より新工法の開発を手掛けてきた。
今回の最終性能確認施工においては、室内では確認できない事項を中心にチェックし、年度内での商品化を目指す方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鹿島道路 プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/
鹿島道路 ホームページ
http://www.kajimaroad.co.jp/