鹿島道路、高耐久性アスファルト舗装「AKD舗装」の商品化へ前進

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鹿島道路、高耐久性アスファルト舗装「AKD舗装」の商品化へ前進

2016年06月08日 02:00

最終性能を確認

鹿島道路は、6月6日、同社が開発した「高耐久性アスファルト舗装工法」を、関東圏内の民間企業の協力を得て、最終確認施工を実施したことを発表した。

アスファルト舗装は、コンクリート舗装と比較して、施工性に優れる一方、耐荷力性の点では課題も山積。

貨物やコンテナ置き場では不適とされ、道路でも大型車が駐停車するバス停等では、著しく耐久性が損なわれるケースが見受けられたことから、課題解決として、より優れた舗装工法が求められていたという。

「高耐久性アスファルト舗装工法」の特徴

高耐久性アスファルト舗装「AKD(Anti Kerosene and Durability pavement)舗装」(鹿島道路商品名)は、アスファルト舗装でありながら耐油性、据え切り抵抗性、耐流動抵抗性を有するのがメリットだ。

また、アスファルト舗装混合物の製造については、特殊改質剤をプラントで添加、混合するため、貯蔵性、製造の容易性も大きな特徴のひとつとして挙げられるという。

年度内に商品化

同社は、2年前より新工法の開発を手掛けてきた。

今回の最終性能確認施工においては、室内では確認できない事項を中心にチェックし、年度内での商品化を目指す方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

鹿島道路 プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/

鹿島道路 ホームページ
http://www.kajimaroad.co.jp/

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