合理化測量工法「T-Measure Navi」を開発、大成建設

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合理化測量工法「T-Measure Navi」を開発、大成建設

2016年05月29日 18:45

測量作業に課題あり

大成建設株式会社は5月27日、測量作業をタブレットなどの携帯端末を用いて短時間で計測することができる合理化測量工法「T-Measure Navi」を開発した。

主要部材の施工精度によって、作業効率や出来形品質に大きく変わってくる。そのため施工過程において、多くの測量作業を行う必要がある。

これまでは測量作業に関しては複数作業員で行っていた。特に大規模構造物は測量箇所が広範囲に及ぶことから、一度測量した箇所でも再計測する場合があり、労力と時間が多く必要であった。また測量を行う場所によっては高所の時もあり、危険作業となるなど安全管理上の課題もあった。

合理化測量工法「T-Measure Navi」

そのため大成建設は、携帯端末を活用し熟練技術者以外でも迅速で簡単に計測を行うことができる合理化測量工法「T-Measure Navi」を開発した。

特長としては、携帯端末を用いることによって光波測距儀などの測量機器を遠隔操作でき、測量箇所の指定や測量結果の参照も可能となる。そのため測量作業を一人で行うことができるようになる。

デジタルカメラの映像を携帯端末と連動させ、測量箇所付近の任意の点を選択し、その方向に測量機器を視準させるなど効率的に測量を行うことが可能だ。

また無人で測量を実行する機能もあるため、熟練度に関係なく「T-Measure Navi」を使用することができる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大成建設株式会社 プレスリリース
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2016/1439214039979

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