受注総額は約120億円
双日は5月19日、インドのラーセン・アンド・トゥーブロ社と共同で、デリー~ムンバイ間貨物専用鉄道(以下、DFC西線)の信号・通信工事を受注したと発表した。
発注先はインド政府傘下のインド貨物専用鉄道公社で、受注総額は約120億円。本邦技術活用条件付きの円借款を活用して工事で、受注金額の約4割を日本製品が占める予定だ。
今回の受注により、DFC西線プロジェクトにおける双日の受注額は、
既に受注済みの軌道敷設工事、電化工事と合わせ、累計で約2820億円にのぼる。
コンソーシアム・リーダーとしてプロジェクト全体を管理
今回受注した工事は、インドの首都デリーと商業都市ムンバイを結ぶ、総延長約1,500キロの貨物専用鉄道を建設するDFC西線のうち、グジャラート州ヴァドーダラーからマハラシュトラ州ジャワハルラール・ネルー港間の422キロの信号・通信工事で、今年度中に着工する予定だ。
双日はコンソーシアム・リーダーとしてプロジェクト全体の管理を行い、ラーセン・アンド・トゥーブロ社はプロジェクトの全体設計・施工・管理を担当する。
今回の受注によ双日は、DFC西線において鉄道工事の中核分野を担うことになり、安全かつ効率的な列車運行の実現に向けて、プロジェクト全体をけん引していく。
(画像はプレスリリースより)
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双日株式会社のプレスリリース
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