今月16日、ラサール不動産投資顧問とNIPPOなど3社が共同出資するモズプロパティー合同会社による「(仮称)ロジポート堺西」建設に着工したことを発表。事業主体は、この特別目的会社モズプロパティー合同会社にある。
この施設は、大阪府堺市の西方にあり、約155,370平方メートルの敷地を有している。そして、マルチテナント型とBTS型の両方の区画を有する西日本最大級の物流施設となる。
2017年3月、阪神高速大和川線が開通。それにより関西圏の東西南北の物流動線が確立、物流適地として発展が大きく期待されるのが、今回の「(仮称)ロジポート堺西」である。高速道路への利便性に加え、最寄の出島ICまで約3.3キロメートル。
さらに、阪神高速湾岸線を活用するとこにより、交通渋滞が予測される大阪中心部を通らず、大阪府全域、神戸、さらには京都にもスムーズにアクセスが可能で、雇用環境においても最寄のバス停まで徒歩3分と、市街地なれども利便性が高く、物流拠点として大変優れている。
この施設の建物仕様では、延床面積約116.074平方メートルの2階建てマルチテナント型物流施設となっており、有効天井高は6.5メートル、1階床荷重を平米あたり2トン確保するという機能を有している。
また、2階フロアには防火区域内の柱がなく自由度の高いレイアウトが可能で、最大で20区画に分割。屋上には太陽光電池を備え付け、環境や省エネルギーにも十分配慮している。
所在地は、大阪府堺市西区築港新町2丁7番9。設計監理監修、日立建設設計。設計施工、大林組。施主、モズプロパティー合同会社。竣工は2017年4月予定。
(画像はプレスリリースより)
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