一般廃棄物処理施設を更新
JFEエンジニアリングは、4月18日、三重県鈴鹿市より「鈴鹿市清掃センター改修対策事業」を190億5,000万円(税抜き)で受注したことを発表した。
環境省の調べによれば、平成25年度に稼働中の一般廃棄物処理施設のうち、約半数は稼動後15年を経過。今後も、基幹的設備改良工事や更新需要が高まると予想されている。
受注概要
このプロジェクトは、基幹的設備改良工事と運営業務を一体としたDBO(設計・建設・運営)方式を採用。経年劣化が見られるボイラ、減温塔の部分更新をはじめ、灰出設備等の工事を実施する。
また、押込送風機やガス混合送風機をインバーター化することで、施設を省エネルギー化し、CO2排出量を従来比3.7%以上削減。今回の大規模改修に対しては、このCO2削減量などに応じ、環境省より循環型社会形成推進交付金が交付される予定だ。
なお、基幹的設備改良工事は2021年3月までの5年間、管理運営業務は、2017年4月から2034年3月までの17年間実施していく計画である。
地球環境保全に貢献
同社は、都市環境プラントのリーディングカンパニー。
今後も、自治体の財政負担の軽減に努めるとともに、環境負荷低減社会の実現に貢献していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/