大規模賃貸オフィスビルを開発
清水建設株式会社は3月28日、横浜市西区のみなとみらい21の地区内にて大規模賃貸オフィスビルを開発すると発表した。2017年3月頃に土地売買契約を締結し、夏頃に着工、2019年度内の竣工を予定している。
建設地は「みなとみらい21中央地区54街区」となっており、清水建設が横浜市より開発事業予定者に選定された。54街区はみなとみらい線新高島駅のすぐ上であり、JR横浜駅からも徒歩7分と利便性が高い立地である。
このプロジェクトは「横浜アイマークプレイス」に続いて、みなとみらい地区において大規模賃貸オフィスビル開発の第2弾となる。
災害時にも対応
特長としては、平常時の環境対策と非常時の事業継続性を融合したecoBCP機能を充実させ、幅広いテナントニーズに応えるために研究開発施設やショールーム等、多様な利用方法が可能な設備計画を採用していく。それ以外にもカンファレンス施設や、託児施設等の利便施設も設ける予定だ。
環境対策については全館LED照明、太陽光発電等を採用することによって省エネルギー化を図り、エネルギー可視化システム等も導入することによって、建築環境総合性能評価システムの最上位取得を目指していく。
地震など非常時に関しては、免震構造を採用することによって建物の安全性を確保し、停電の場合には共用部だけでなくテナントにも約72時間、一定の電力を供給できる非常用発電設備を設置する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
清水建設株式会社 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2016/2015068.html