新研究開発拠点「基盤研究所」を建設すると発表、コーセー

株式会社コーセーは3月2日、技術情報センターである社屋の建て替えを行い「基盤研究所」を建設することを発表した。

コーセーの研究開発拠点は現在、東京都北区内の「製品研究所」と「技術情報センター」、そして板橋区の「基礎研究所」の3拠点によって構成されている。

今回新たに建てる「基盤研究所」に「基礎研究所」の機能を吸収する形で研究拠点の再編成を進めており、北区内にある「製品研究所」と、隣接している「基盤研究所」の2拠点に集約する。

隣接した立地にて研究拠点を集約することによって、所員の物理的・時間的・心理的距離を近づけることができ、スピーディで緊密な連携やアイディア・技術の融合を図ることができる体制を整える。

これによって研究所VISIONとして掲げている「常識や前提にとらわれないイノベーション」を実現することができ、新たな価値を生み出すことが可能だ。

建設予定地の北区・王子はコーセー創業の地でもあり、徒歩圏には、研修施設である「コーセー王子研修センター」も立地している。

創業70周年を機に、「世界で存在感のある企業への進化」を目指すための施策の1つとして、価値創出の要である研究開発拠点を再編成していく。

▼外部リンク

株式会社コーセー　ニュースリリース
http://news.kose.co.jp/pdf/news/2016030202.pdf