あらゆる業種に対応する、柔軟性の高い設計
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(以下「GLP」)は2月9日、マルチテナント型物流施設「GLP川島」を開発すると発表した。
開発にかかる費用は、約84億円。3月に着工し、2017年4月完成の予定だ。
「GLP川島」は地上4階建て、延床面積約4万9,000平米(メザニンを追加した場合は約5万4,000平米)のマルチテナント型の物流施設。幅広い業種に対応できるよう、フレキシビリティの高い物流施設を目指す。
1階部分は土地の高低差を生かし、高床低床両方のバースを設置。同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに、2.5トンのフォークリフトが走行できる構造を採用する。
2階部分は7.5メートルの天井高が確保されているが、それほど天井高を必要とせず、効率的なオペレーションが必要なEコマースやアパレル企業向けに、後付けでメザニンが設置できるようにした。
全館LED照明で、太陽光パネルを設置して省エネにも配慮。水害対策として非常用発電機を含め、電気室を2階に設置するBCP対策も万全だ。制振ブレース構造を採用するなど安全面を確保しつつ、低コストに配慮した。
多彩なバリエーションが可能な物流施設
建設地は埼玉県比企郡川島町で、「川島IC」に隣接し、関越自動車道や東北自動車道への接続や、国道254号線の利用が可能な、利便性の高い立地。
代表取締役社長の帖佐義之氏は、「GLP川島」の開発について、
GLPとしても新たな試みと言える施設です。さまざまなバリエーションが可能で、セミオーダー型と言っても過言ではありません。
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と語っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社のプレスリリース
http://www.glprop.co.jp/BA-2016-02-09