横浜市が企業間の蒸気供給をコーディネート
2月5日、横浜市鶴見区の日産自動車横浜工場からJ-オイルミルズ横浜工場に供給する蒸気・給水配管の建設が完了し、竣工式が行われた。
横浜市が温室効果ガス削減と地域経済の発展を両立させるために行っている、「京浜臨海部の企業の連携によるエネルギー融通」のコーディネートによるもの。
日産自動車横浜工場に設置するコージェネレーションシステム(以下「コージェネ」)の廃熱を回収して作った蒸気を、J-オイルミルズ横浜工場に供給する。
他業種、他敷地での蒸気の供給は初の試み
蒸気の供給によって、原油換算で年間1,400キロリットルの省エネルギーと、年間5,700二酸化炭素トンのCO2排出量の削減が期待できる。
これまでコンビナートなど同業種の企業間でコージェネによる蒸気を融通する事例はあったが、業種が異なるうえに、敷地も異なる企業の工場間で蒸気を融通するのは、東京ガス管内では初の試みとなる。
日産自動車、J-オイルミルズ、東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、横浜市は、
今後も、それぞれエネルギーの面的利用やコージェネレーションの活用などによる、さらなる省エネ、CO2削減を図ってまいります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日産自動車株式会社、株式会社J-オイルミルズ、東京ガス株式会社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社、横浜市のプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press.html