エレベーター行先予報システム「ELE-NAVI」
三菱電機株式会社は2月5日、大型複合施設「鉄鋼ビルディング」にセキュリティーシステム連動・エレベーター行先予報システム「ELE-NAVI」や免震構造ビルに対応したエレベーターやエスカレーターを納入したと発表した。
エレベーター行先予報システム「ELE-NAVI」は、利用者の行き先階に応じてエレベーターを割り当てることができ、エレベーターの運行を自動制御するシステムだ。
利用者はIDを持つことによって、エレベーターホールで昇り・降りのボタンを押さなくてもエレベーターが到着し、行き先階ボタンを押す必要がない。
エレベーターの混雑が軽減
セキュリティーと利便性を重視している。セキュリティーゲートで個人認証を行うことによって、利用者の行き先階などを自動で登録している。
この機能によって、利用者の行き先階に応じたエレベーターを割り当てることが可能となる。そのため朝の出勤時などの時に起こる混雑などを低減することができる。
また免震構造ビルに対応した「中間階免震対応エレベーター」により、安全性を向上した。中間階免震構造ビルに対応した「中間階免震対応エレベーター」を採用することによって、エレベーター走行時の安全性を確保する。
地震が発生した場合には層間変位が発生する免震層を避けて最寄り階へ停止するため、エレベーター内に閉じ込められるということがなくなる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2016/pdf/