スケルトン状態で販売
旭化成リフォーム株式会社は1月26日、旭化成ホームズが過去に供給した戸建住宅「ヘーベルハウス」の買取を行い、スケルトン状態にして販売するという取り組みを開始したと発表した。
今回の取組みについてはALCコンクリート「ヘーベル」により構成されるという「ヘーベルハウス」の特性を活かし、耐久性能に関わる外壁塗装と屋根防水を30年耐用仕様に更新し、内部の内装や設備を全て解体・撤去した状態(スケルトン)にして販売を行うというものだ。またこれは、オーダーメイドによるインフィル改装リフォームを同時に請負うものでもある。
「ヘーベルハウス」の耐久性
購入者は中古住宅であっても構造躯体を直接確認することによって安心して購入できるということと、内部については好みの間取りと最新仕様の設備にできる。
現在は、既存住宅の流通活性化が住宅政策の大きな課題となっている。しかし購入者側からすれば躯体性能に対する不安や、希望する間取りではないことなども流通を阻害する原因となっている。
そのため旭化成リフォームは耐火性、耐震性に優れ、60年超の耐用年数を実現してきた「ヘーベルハウス」ならではの試みとして、リフォーム事業の視点から中古戸建流通に挑戦し、将来の事業化を目指していくことにした。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
旭化成リフォーム
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20160126/index/