注射剤製造施設の設計
千代田化工建設株式会社は1月20日、シミックホールディング株式会社の完全子会社シミックCMO足利株式会社から、最先端の注射剤製造施設の設計、調達、建設(EPC)業務を受注したと発表した。
シミックホールディング株式会社は現在、CMO事業を展開している。今回の新注射剤棟を建設することによって、注射剤製造機能を強化し固形剤、半固形剤を含めた製剤において受託製造サービスの拡充を図っている。
実績を評価
最先端の注射剤製造施設に関するコントラクターに選ばれたことについては、千代田化工建設のこれまでの実績やバイオ、再生医療、高薬理活性等、積極的に業務を展開してきたことが評価されたことがある。
今回のプロジェクトは、今後の市場規模拡大が見込まれる抗ガン剤領域の新薬にも対応するために生物由来物質を主成分とする注射剤の製造が可能となる、高レベルの無菌性保証、合理的で効率性の高い工室および設備レイアウトを実現。
PIC/Sや3極GMPに対応した最先端の製造施設を建設するというものだ。
今後はこれまで培ってきた経験とノウハウを、プロジェクトの遂行に反映させるなどして施設建設を行っていく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
千代田化工建設株式会社 プレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2016/01/#all