阿蘇山の傾斜を生かし、低予算で建設を実現
日本アジアグループは12月22日、100%子会社のJAG国際エナジーが熊本県阿蘇市にて、「阿蘇波野ソーラーエナジーファーム」を完成させたと発表した。
「阿蘇波野ソーラーエナジーファーム」は、民間が所有する約3万7,500平米の遊休地を活用し、阿蘇市波野の建設されたメガソーラー発電所。阿蘇山のふもとに位置し、傾斜した地形をそのまま生かすことで、建設コストを少なく抑えることに成功した。
出力は、約1.9メガワット。年間予想発電量は一般家庭の年間電力消費量約600世帯分に相当し、CO2削減量は年間吸収量としてスギ94,000本分に相当する約1,300トンとなる見込み。
太陽光発電事業を通じて、地域のまちづくりに貢献
日本アジアグループは環境に配慮したグリーン・コミュニティの実現を目指し、「空間情報コンサルティング」、「グリーンエネルギー」、「ファイナンシャルサービス」の3つ事業を手がけている。
日本アジアグループの「グリーンエネルギー」部門は今後も、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、メガソーラー発電所の開発に積極的に取り組む方針だ。
これまでに培った技術とノウハウを活用し、地域特性にあわせた発電所を開発すると同時に、施設を活用した地域づくり・まちづくりへの取り組みを強化するとしている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
日本アジアグループ株式会社のニュースリリース
http://www.japanasiagroup.jp/cms/pdf