県営南部産業団地内に自社発電所
日本テクノ株式会社は、新潟県上越市に、新たな天然ガスエンジン発電所「日本テクノ上越グリーンパワー」を建設し、12月1日より営業運転をスタートした。
千葉県袖ケ浦市で、3年前から稼働する「日本テクノ袖ケ浦グリーパワー」に続く自社発電所となる。
同社はこれまで電源開発を推進する一方、電気の「見える化」や「わかる化」をコンセプトに、顧客企業の省エネ活動への提案、コンサルティングなどのサポートを行い、省エネ活動による二酸化炭素削減にも取り組んできた。
上越グリーンパワーの特長
新潟県上越市の産業団地内に建設した発電所は、敷地面積約17,000平方メートル、延べ床面積約3,311平方メートルの規模を持つ。
本体は、川崎重工業製のグリーンガスエンジンを採用し、発電出力は、全体で11万キロワットとなる。起動からわずか10分以内に定格負荷に達するため、電力需要の変動に対して、柔軟に出力調整ができる。
同発電所の特長は、何といっても世界最高の発電効率49.5パーセントを可能にしたことだ。また、排出される窒素酸化物値を200ppm以下に低く抑え、環境性能においても国内外において最高レベルを実現した。
同社は、今後も電力安定供給のために、国内のエネルギー基盤強化に貢献し、蓄積した高度なノウハウを活かし、電気に関する事業を幅広く展開していく計画だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本テクノ株式会社 プレスリリース
http://www.n-techno.co.jp/