大規模太陽光発電施設「エクシオ松江ソーラーファーム」
協和エクシオは11月20日、島根県松江市にて建設を進めていたメガソーラー発電施設「エクシオ松江ソーラーファーム」が完成し、営業運転を開始したと発表した。
松江市朝酌町の約2万5,000平方メートルの敷地に、8,784枚の単結晶型太陽光パネルを設置。総出力は約2,328キロワットを誇る。予想される平均年間発電量は、一般家庭約450世帯の消費電力に相当する約2,540,000キロワット時の見込みだ。
傾斜地への太陽光パネルの設置に工夫し強度をアップ
建設地は傾斜地に位置するため“3D影シミュレーション”を使い、アレイの設置場所ごとに、最適な角度および高さを算出して高効率に発電できるよう工夫されている。
太陽光パネルの設置工法では、あえて専用金具を用いず、コンクリート杭を斜めにカットして架台を取り付ける方法を採用した。専用金具を使うと、可動部にある角度調整金具のボルトが緩む恐れがあるからだ。
協和エクシオは太陽光発電事業を積極展開しており、「エクシオ松江ソーラーファーム」は6か所目のメガソーラー発電施設となる。今後もメガソーラーをはじめとする発電事業に注力する方針で、今回の傾斜地での施工実績も踏まえ、太陽光発電システムの設備設置工事についての提案も強化していく。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
株式会社協和エクシオのニュースリリース
http://www.exeo.co.jp/news/15/news20151120.pdf