「幅狭耐力壁」を開発
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、耐震住宅工法「テクノストラクチャー」のプラン対応力をさらに向上させるために、幅狭タイプの耐力壁「幅狭耐力壁」を開発したと発表した。11月16日より、耐力壁を用いた設計に対応していく。
間取りが狭くても大丈夫
木造住宅工法「テクノストラクチャー」は木と鉄の複合梁「テクノビーム」と高度な構造計算を行うことによって、これまで実現することが難しかった外観デザインを実現することが可能だ。
「テクノストラクチャー」は1995年に発売を開始したのだが、20周年となる今年度中には累計販売棟数50,000棟を達成する見込みだ。
これまでは高い耐震性や設計が自由に行うことができるなど、魅力あふれる建物を提供してきた。しかし今後は限られた敷地や条件のもとでも、開放的な暮らしをしたいというニーズが高まっていくということで、今回新たな耐力壁を開発した。
今回は一般的な耐力壁よりも幅が狭い「幅狭耐力壁」を開発することによって、制約が出やすい狭小地の3階建住宅などで、間取りを設計する際に自由度が広がった。
また大きな開口を提案できるようになったため、ビルトインガレージにする場合は袖壁の幅を減らすことができる。それによって、車を出し入れする時に余裕が生まれ、容易に行うことが可能となる。
さらに大きな窓で採光・通風に配慮したプランも作成し、顧客がイメージするものが作ることができるようになる。
(画像はプレスリリースより)
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パナソニック プレスリリース
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