三菱重工グループ、茨城県牛久市からごみ処理施設の基幹的設備改良工事を受注

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三菱重工グループ、茨城県牛久市からごみ処理施設の基幹的設備改良工事を受注

2015年11月10日 06:15

老朽化した設備を改良

三菱重工環境・化学エンジニアリング(以下、MHIEC)は、11月9日、茨城県牛久市から一般廃棄物焼却施設の基幹的設備改良工事を受注したことを発表した。

2010年度、国が先進的設備導入推進事業として交付金支援制度を創設したことも相まって、近年、一般廃棄物焼却施設の改修・改良工事は増加傾向にあるという。

プロジェクトの概要

今回受注した「牛久クリーンセンターごみ焼却施設基幹的設備改良工事」では、処理量135トン/日の流動床式焼却炉設備を改修することで、長寿命化および省エネルギー化によるCO2削減年間3%を目指す。

具体的には、約17年間もの間使用し、老朽化した焼却施設の燃焼設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、余熱利用設備、通風設備、電気設備、計装設備などを対象に、既存主要機器の更新および整備を行い、新たにインバータや高効率モーターを設置する計画だ。

なお、受注額は約19億3,000万円。完成は、2020年3月を予定している。

強みを生かした提案力で受注拡大

MHIECの強みは、環境装置分野の技術開発力と豊富な廃棄物処理施設の建設・運営ノウハウに基づいた「総合的ソリューションの提案力」である。

同社は今後も、廃棄物処理施設の有効利用と温暖化対策を推進し、受注拡大を図る方針だ。

▼外部リンク

 

三菱重工環境・化学エンジニアリング ニュースリリース
http://www.mhiec.co.jp/news/151109.html

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