建て替え工事をメザニン支援
国土交通省は10月2日、南海電鉄から申請のあった「(仮称)新南海会館ビル建設工事」を、都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画に認定したと発表した。
民間都市再生事業計画とは、都市再生緊急整備地域内で、国土交通大臣の認定を受けた事業に対してメザニン支援などの金融支援及び税制支援を行う施策。
関西空港の玄関口にふさわしい、国際性豊かな最新オフィスビル
「(仮称)新南海会館ビル建設工事」は、大阪市中央区難波にある「南海会館ビル」の建て替え工事。南海電鉄の本社があり、関西空港の玄関口で大阪屈指のターミナルの南海「なんば」駅に直結する。
新たに建設される「新南海会館ビル」は地上31階建て、延べ面積約8万4,000平方メートルの高層ビル。
耐震性能に優れ、BCP機能にも対応した高機能オフィスを中心に、訪日観光客や国内旅行社を対象としたツーリストゾーン、国際的なコンベンションなどが行える多目的ホール、医療施設、商業施設などから構成される複合施設になる予定だ。
工事は既に今年8月から開始されており、工事完了は2018年9月30日の予定。施工は大林組・竹中工務店・南海辰村建設共同企業体。総事業費は、約400億円となる見込みだ。
(画像は、報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/common/001105394.pdf