日立アプライアンス株式会社は、パワーコンディショナで一般地域から塩害地域まで、幅広い条件に対応できる「HSS-PS49DHT」と耐重塩害仕様の「HSS-PS49DHTE」の2機種を10月1日から販売を開始する。
住宅用太陽光発電システムの需要は住宅用太陽光発電導入支援補助金制度が、2013年度に終了したことによって減少傾向となっている。
現在は省令改正による出力制御機器の設置義務化の影響などによって厳しいと予想されているのだが、同社の調べによると住宅着工が回復していることや、新築住宅物件の太陽光発電システム付帯率が上昇していることによって堅調な需要が見込まれている。
新製品のパワーコンディショナは、高い電力変換効率に加えて様々なタイプの屋外設置環境に対応できる、耐久性や静音性を備えたラインナップの追加により、ニーズに応える太陽光発電システムを提供できる。
この製品では太陽電池モジュールで発電した直流電力をしっかり取り出すために、制御回路に低損失のSiCダイオードを採用。
そのうえ日立独自のインバータ技術によって、屋外設置用パワーコンディショナとして高い電力変換効率を実現、直流電力を交流電力にしっかり変換することができる。
また「HSS-PS49DHT」は屋外設置環境にも配慮し、耐塩害仕様を標準の仕様とした。そのうえ防じん防水構造と、運転音22dBという静音設計とした。
さらに電力ピーク点の変動を見はって電力をしっかり取り出す日立独自の「HI-MPPT制御」を採用したことにより、最大入力電流は40Aに対応が可能となった。
(画像はプレスリリースより)
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日立 ニュースリリース
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