独サイバックソーラーが日本の発電事業に本格参入
サイバックソーラージャパンは9月3日、長崎県諫早市にてメガソーラー2件を開発すると発表した。
サイバックソーラージャパンはドイツの大手太陽光発電所開発企業である、サイバックソーラーグループの日本法人。
今回、諫早市のメガソーラー発電所建設案件2件の権利を取得し、日本グリーン電力開発と共同で開発する。完成は2016年2月頃の予定だ。
2件の合計出力規模は2.74メガワットでありながら、1件の出力量は1.99メガワット、もう1件は0.75メガワット。いずれも2メガワット未満の規模となるため、大規模なメガソーラーに比べて工期が短く、3か月~5か月程度で完成する。工期の短縮によって開発費の低減も期待できる。
ターンキープロジェクトとして完成後は、売却
今回手掛ける2案件について、高効率な発電が見込めるうえに、固定価格買取制度による電力買取価格が1キロワット時あたり36円と好条件であるため、完成後はターンキープロジェクトとして発電所運営会社に売却する予定だ。
サイバックソーラーグループは既に日本で3件のメガソーラー発電案件を手掛けている。2016年以降も日本国内で10メガワット~60メガワット規模のメガソーラー開発を積極的に展開し、日本における太陽光発電事業に本格参入する方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
サイバックソーラージャパン株式会社のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/72045