家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを改良
Hondaは8月31日、家庭向け熱電併給システム「エコウィル(ECOWILL)」と、自立運転機能付き「エコウィルプラス(ECOWILL PLUS)」のコアユニットで好評な家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを一部改良。
エコウィル用は9月から、エコウィルプラス用は1月から、ガス事業者などへ販売を開始すると発表した。
自家発電時間を増やすことが可能
Hondaはガスエンジンと発電技術である「正弦波インバーター」を組み合わせた小型発電システムの家庭用小型コージェネレーションユニットを販売、2011年に世界で初めて実用化された複リンク式高膨張比エンジン「EXlink(エクスリンク)」を搭載した。
新型の家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット「MCHP1.0K3」と、自立運転機能付きユニット「MCHP1.0R1」は、今回新たに負荷追従発電制御機構を採用。
家庭の消費電力に合わせて発電電力を可変制御して余剰電力を減らすことによって、自家発電時間を増やすことが可能となった。
そのため電力会社から購入する電力量が削減され、給湯暖房ユニットと組み合わせて光熱費は、電気をすべて購入した場合と比較して年間約5万7,000円を節約することができる。
なお、家庭用ガスコージェネレーション機器では日本で初めてとなる多数台連系認証を取得。これによって小型分散型発電機器との組み合わせによる連系確認試験が不要になるため、設置を早く行える。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
Honda ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2015/p150831.html