株式会社IHIは21日、関係会社の株式会社IHIインフラシステムが、インドのデリー~ムンバイ間における貨物専用鉄道鋼橋の建設工事に関し、同国の貨物専用鉄道公社であるDedicated Freight Corridor Corporation of India Limitedと契約を結んだと発表した。

受注額は約210億円で、同国最大手のゼネコンであるLarsen & Toubro Limitedと共同での受注となる。
日本・インドの両政府は、両国間における経済協力の象徴として「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」を推進している。これは、インドの首都デリーと西海岸の玄関港ムンバイを結ぶ形で高速貨物専用の鉄道線を設けるというもので、工事全体ではJICAによる円借款事業として4,500億円が投入される予定となっている。
IHIインフラシステムが手掛ける今回の工事はこのプロジェクトにおける1つの柱と位置づけられており、鉄道線の「西線」両端部にあたる555kmが工事区間。この区間に、橋長が60m~1,400mの鋼橋12橋および橋長7m~21mのコンクリート橋5橋を建設する。
このうち鋼橋では標準スパン約48mのトラス橋形式を採用し、その架設には手延べ機を用いた送り出し架設工法を用いる方針だ。実際の工事は今年9月末に着手し、完成は2019年の9月末を目指して作業を進める。
IHIインフラシステムはこれまでにも、ベトナムの日越友好橋をはじめ数多くの橋梁建設工事に関与してきた実績を持つ。同社は今回の契約発表に際し、今後も海外における橋梁の受注を進めるとともに、インフラ整備を通じて各国の発展に貢献していきたいとの方針を示している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社IHI プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2015/press/