水面を活用したメガソーラー営業運転を開始
大和ハウスグループの大和リースは8月10日、大阪府岸和田市のため池を利用したメガソーラー「DREAM Solar フロート1号@神於山」を竣工し、関西電力への売電を開始した。
2014年10月に大阪府、岸和田市、ため池の施設・財産管理者の岸和田市神於山土地改良区、大和リースの4者で連携協定を締結した事業で、2015年4月から着工していたもの。開発事業費は約5億円。
売電の年間売上高は約3,776万円
傍示池の水面一面に約4,000枚の太陽光パネルが敷き詰められており、総出力は約1,044キロワット。年間予想発電量は約328世帯分の年間消費電力量に相当する約118万520キロワット時で、年間売電売上高は約3,776万円の見込み。
今後20年間にわたって発電事業を行い、売電収入の一部は大阪府と岸和田市に寄付される。寄付金は地域の環境整備、エネルギーの有効活用、農業関連の施策推進に利用される予定だ。
大和ハウスグループの再生可能エネルギー関連施設は8月10日現在で国内で30か所になり、総出力約28.15メガワットにのぼる。今後も再生可能エネルギーの有効活用に注力し、2018年度までに計200メガワットの再生可能エネルギーによる発電事業に取り組む方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
大和リース株式会社のニュースリリース
http://www.daiwalease.co.jp/press/20150811.pdf