ヤンゴン工科大学拡充計画
三井住友建設は、8月4日、ミャンマー連邦共和国でのヤンゴン工科大学施設拡充工事を受注し、正式に契約認証作業が終了したことを明らかにした。
今回の工事は、日本政府の無償資金援助(ODA)により実施される。ヤンゴン工科大学は、同国の最高学府と位置付けられ、質の高い教育を目指す一方、教育・研究用の機材・施設が不足している現状もあるという。
受注概要
今回の拡充工事は、同国科学技術省より7億8,780万円で受注。現在の大学キャンパス敷地内に、設備工事・外構工事を含め、新たに試験棟および研究棟を建設するものである。
なお、試験棟は、RC造3階建て、延べ床面積約1,600平方メートル。一方、研究棟はRC造5階建て、延べ床面積約1,400平方メートルで、工期は14カ月間を予定している。
経済発展に貢献
三井住友建設は、2013年にヤンゴン事務所を開設。同国を東南アジアでの新たな市場と位置付け、積極的な営業を展開中だ。
同社は今後も、様々なODA工事案件、日系企業進出時における生産施設等の建設工事の受注を目指すとともに、同国の経済発展に貢献していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三井住友建設 ニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2015/080414601/