7月21日、Bechtel社はオハイオ州キャロル郡において、画期的な天然ガスによるコンバインドサイクル発電プラントを建設すると発表。
Bechtel社は、複雑な発電プロジェクトの設計と実行のグローバルリーダーとして、エンジニアリング、調達、建設を担当し、74万戸の家庭用エネルギーを生成する700メガワットのエネルギー施設の構築を目指す。
この発表イベントには、Advanced Power社と関連会社の代表や、オハイオ州全体から関係者が出席した。キャロル郡エネルギーLLCは、2017年に商業運転を開始する予定。
Bechtel社 ゼネラルマネージャーScott Osborne氏は以下のように述べている。
「Bechtel社は、米国で最もクリーンで効率的な天然ガス発電設備の一つとなるこのプラントを作るために、高度な排出制御技術を使用する。」
「このプロジェクトは、オハイオ州のインフラプロジェクトを提供する私たちの長い歴史を継続するものであり、また、地元熟練労働者の雇用支援に貢献するものでもある。事実、Bechtel社はすでに地元企業に対して1500万ドルの契約を実現した。」
最先端設備のエンジニアリング、調達、製造活動がすでに進行中であり、建設ピーク時には700ジョブまでサポートし、サービスや材料を提供する地元企業を活用するという。
Advanced Power社 開発担当上級副社長Jonathan Winslow氏はまた以下のように語った。
「当初から、Advanced Power社は郡でキャロルトン免除村学区や指導者、自治体や町レベルを含む社会との非常に友好的なパートナーシップを築いてきた。」
「良き隣人関係を維持するための長期的なコミットメントを持って、雇用を提供し、キャロル郡の経済に貢献し、クリーンで効率的なエネルギーを供給することを楽しみにしている。」
キャロル郡エネルギーLLCは、ボストンとロンドンにオフィスを持つ大手エネルギー開発会社であるAdvanced Power社によって開発された。Advanced Power社の経営陣は、世界的な発電事業者で9,400メガワット以上の開発実績があるという。
(画像はBechtel社プレスリリースより)
▼外部リンク
Bechtel社ニュースリリース
http://www.bechtel.com/newsroom/