適用範囲を3階建てまで拡張
新日鉄住金エンジニアリングは、7月6日、システム建築商品「スタンパッケージ(R)」の新たな省力化基礎システムとして、3本杭基礎タイプ「SPトリプルパックFP」を開発したことを発表した。
これまで、スタンパッケージ(R)の「SPパックFシリーズ」として、平家の建物を主な適用範囲とする「SPパックF」、2階建てまでの建物に対応する「SPダブルパックF」を追加してきたが、今回、その適用範囲を3階建てまで拡張したという。
「SPパックFシリーズ」の概要
スタンパッケージ(R)の省力化基礎システム「SPパックFシリーズ」は、省力化・省職種化により、工期短縮を実現するシステム。
薄板鋼板型枠、鉄筋、アンカーボルト、アンカーフレーム等、基礎を構成する部材を予め工場にて加工・ユニット化することで、施工現場の技能労働者以外でも基礎工事が行えるという。
建設業界の課題解決
近年、型枠工、鉄筋工等の技能労働者は減少の一途をたどっていることから、全ての建物向けに省力化基礎システムが求められている。
同社は、建設業界の課題を解決するべく、今後も鋼構造のエンジニアリング技術と、システム建築商品のラインナップをさらに拡充していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
新日鉄住金エンジニアリング ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/264