モザンビークでEPC業務を受注
千代田化工建設は、5月18日、米国アナダルコ社を代表とする「モザンビーク・オフショア・エリア1」の共同事業者から、モザンビークで開発を進めている天然ガス液化設備(LNGプラント)に係る初期EPC(設計・調達・建設)業務のコントラクターとして選定されたことを発表した。
プロジェクト概要
同社は、自身をリーダーとして米国CB&I社、及びイタリアSaipem社とジョイントベンチャー(CCS JV)を設立。
年産600万トンのLNGプラントを2系列と、付帯するLNGタンクや港湾設備、ユーティリティー他インフラ設備を建設する計画だ。
なお、CB&I社は、エネルギーインフラ建設と政府向けのサービス企業であり、Saipem社は、遠隔地や深海での石油・ガス関連の活動に強みを持つ設計、調達、建設、掘削事業者。
これら3社で構成されるCCS JVは、各社が保有するLNG分野の知見とプロジェクトの共同事業者と培ってきた連携関係を最大限に活用していく方針である。
世界のリーディングコントラクターとして
同社は、世界のLNGプラント生産量の内、40%超の建設実績を誇るリーディングコントラクター。
革新的なプラント設計手法と安全性の追及により、今回のプロジェクトを成功裡に導くかまえだ。
▼外部リンク
千代田化工建設 プレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2015/#all