ミャンマーでの建設工事を受注
クボタは、5月8日、DOWAエコシステムの子会社であるGOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO.,LTD.より、ミャンマーでの管理型最終処分場浸出水処理施設建設工事を受注したことを発表した。
ミャンマーでは、急速な経済発展に伴い、工業系廃棄物が増大することが予測され、今後、廃棄物の適正処理が求められる可能性が高いとされる。
施設概要
受注した施設は、国際基準(米国EPA規則)に準拠した同国初の管理型最終処分場浸出水処理施設。納入場所は、ミャンマー連邦共和国のティラワ経済特区ゾーンA地区だ。
また、イニシャルコストとランニングコストを抑えた排水処理プラントであり、周辺環境への影響に配慮し、日本やアジア各国の排水基準を基にした国際的な基準に準じたプラントとして位置付けられている。
なお、稼働開始は、10月をめざす。
環境ソリューションを提案
クボタは、日本国内で数多くの廃棄物処理施設の納入実績があり、独自の製品・技術・サービスを通じて、環境問題の解決に取り組んできた。
同社は、新興国における廃棄物の不法投棄による土壌汚染や水質汚染といった環境問題を解決するべく、今後も水処理技術、廃棄物の適正処理、エネルギーや水のリサイクル、そして災害対策等の総合的な環境ソリューションを提案していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
クボタ ニュースリリース
http://www.kubota.co.jp/new/2015/15-26j.html