ごみ処理施設建設工事を受注
新日鉄住金エンジニアリングは、4月27日、同社環境ソリューション事業部が、東部知多衛生組合からごみ処理施設建設工事を受注したことを発表した。
東部知多衛生組合は、愛知県大府市、豊明市、東浦町及び阿久比町の2市2町で構成。既設施設の老朽化に伴い、新施設を整備するため、公募型プロポーザル方式にて事業者選定を行ったという。
施設概要
「東部知多衛生組合ごみ処理施設建設工事」の受注金額は、約147億6,000万円。
「シャフト炉式ガス化溶融方式」の「エネルギー回収型廃棄物処理施設」と位置付けられ、高温溶融、スラグ・メタルの有効利用、最終処分量低減、積極的なエネルギー回収、万全な環境対策が特長である。
なお、同施設は1日あたり、200トンの廃棄物を処理できるだけでなく、大規模災害時でも稼働可能なうえ、地域防災拠点の役割も果たすという。
循環型社会を形成
今回の受注で、同社のシャフト炉式ガス化溶融炉における国内受注実績は、国内最多の41件。愛知県内では豊川市、名古屋市、岡崎市、小牧岩倉衛生組合に次いで5施設目となる。
同社は35年超の稼働実績をいかし、今後も、地域のニーズに応えるとともに、安全・安心な循環型社会づくりに貢献していくかまえだ。
なお、施設完成は2019年3月8日をめざす。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
新日鉄住金エンジニアリング ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/256