白金一丁目東部北地区市街地の再開発計画が始動
東京都は4月23日、白金一丁目東部北地区市街地再開発組合の設立を認可したと公表した。「東京都市計画 白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」を、港区白金一丁目4番12号において実施するものである。
組合設立を認可することで、民間の力を活用した都市機能の更新を企図するとともに、「東京都長期ビジョン」の目的である多様な都市機能が集積した市街地の実現を目指す。
敷地面積約1.7ヘクタール、総事業費は約565億円
開発地は広さ、約1.7ヘクタール。地上44階建て、高さ約160メートルの高層棟、17階建てと6階建ての中層棟を建設し、約1,220戸の住宅を中心に、子育て支援施設や店舗といった生活利便施設などに利用する。
更に公園や広場、歩行者専用通路、歩道状空地などの公共施設を設けてゆとりのある環境の創出と、防災時の対応力の強化を図る方針だ。公園にはマンホールトイレやかまどベンチなどを備え、災害時に周辺住民や帰宅困難者が避難できるように広場を整備する。
総事業費は約565億円。平成28年10月に工事へ着手し、平成32年3月の完成を目指す。
(画像は、報道発表資料より)
▼外部リンク
東京都の報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/20p4n400.htm