サンケイビルとオリックスは4月16日、東京都港区赤坂の「(仮称)山王プロジェクト」の建設工事に着手した。
「(仮称)山王プロジェクト」は、地上10階建てのオフィスビル。東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩2分、4線3駅の利用が可能な交通アクセスが良好な立地に位置する。また、外堀通りに面しており、視認性にも優れる。
建物の外観には、サンケイビルが手がけるミッドサイズオフィスビルシリーズ「S-GATE」の象徴である格子状のファサードデザインを採用。基準階となるフロアには300坪の無柱空間を確保し、自由度の高いレイアウトに対応する。
最上階には、10階の入居企業だけが利用できるテラスとレセプションルームを設ける一方で、全フロアの入居者が利用できる約247平米のガーデンテラスも用意した。
外堀通りに面した1階は店舗フロアとなる。間口約40メートル、天井高4.3メートルを有するフロアには、多種多様な店舗の入居が可能だ。
安全性にも万全を期しており、新耐震基準の1.5倍相当の構造体に加え、制震ダンパーを備えた優れた耐震性能を有する。電力バックアップ体制も充実させ、入居企業のBCPも確保した。
更にLED照明、太陽光発電の設置に加え、南側バルコニーには壁面緑化の”GreenVoid”(グリーン・ヴォイド)を採用。環境に配慮する取り組みにより、「環境性能評価 CASBEE 新築」における最高クラスである「Sランク」の取得が予定されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社サンケイビル、オリックス株式会社のプレスリリース
http://www.sankeibldg.co.jp/files/news/150416sannoh-pj.pdf