JICAがモンゴル国と円借款契約を締結

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JICAがモンゴル国と円借款契約を締結

2015年04月18日 15:00

首都ウランバートル郊外の新国際空港建設事業を支援

国際協力機構(以下、JICA)は4月16日、モンゴル国の首都ウランバートル市において、「新ウランバートル国際空港建設事業(II)」の支援として、368億5,000万円を限度とする円借款契約を同国政府と締結した。

本事業はウランバートル郊外に新国際空港を建設することで、首都空港の安全性・信頼性の改善及び利便性の向上を図り、同国のさらなる経済発展を促すことが目的だ。JICAは本事業に対して第I期(2008年5月承諾、288億700万円)の円借款をすでに供与済みであり、今回の円借款契約はその第Ⅱ期目となる。

モンゴル国は1990年以降、経済成長が続いており、海外との往来や国内移動が活発化している状況だ。現在の首都空港であるチンギスハーン国際空港は2008年から2013年にかけての国際線・国内線旅客者数が約1.8倍に急増してしており、施設の増築・改修が必要とされてきたが、地理的制約などから拡張事業等の実施が困難な状況であった。

1977年のモンゴル国への支援開始以来、最大規模に

本事業への円借款は1977年にJICAが同国に支援を開始して以来、同国向けでは最大規模となる。貸借資金は空港建設とコンサルティング・サービスに充当され、金利(%/年)は本体0.1、コンサルティング・サービス0.1、償還期間は40年、据え置き期間は10年となっている。

また、調達条件は日本タイドとなっており、本邦技術活用条件(STEP)適用事業として、日本の技術を活かして実施される。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

独立行政法人国際協力機構プレスリリース
http://www.jica.go.jp/press/2015/20150416.html

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