セキスイハイムが工場をリニューアル
セキスイハイム九州株式会社が、ユニット住宅「セキスイハイム」の部品製造・組立を実施している工場のリニューアル工事を開始した。
九州セキスイハイム工業は1963年に開設、1975年から住宅ユニットの生産を開始した。現在は住宅ユニットの生産に特化しており、九州全域にセキスイハイムを供給している。
顧客が見学しやすい工場に
今回の工事は、積水化学工業住宅カンパニーが出している全国生産工場の「魅力化推進計画」の一環だ。この計画には4つのねらいがあり「お客様への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」「地域貢献強化」だ。
リニューアルの特徴としては、セキスイハイムが提供する住宅の品質管理レベルの高さや、先進性を顧客に理解してもらいやすいように構造躯体自動溶接ロボットや、生産設備の充実を図る。
その他にも工場建屋の中に専用見学ルートを設け、迫力ある稼動を実際に見ることができる。
また生産ラインの効率化を図ることも目的としており、人的生産性をこれまでより20％アップする。それに伴い従業員や大工工事従事者の教育・訓練施設を充実させ、スキルアップや新人の建築作業従事者育成等を行っていく。
新工場の稼働は2016年5月を予定しており、リニューアル投資総額は60億円となる計画だ。
（画像はホームページより）
▼外部リンク
セキスイハイム九州株式会社
https://www.heim-k.com/index.php
プレスリリース（日経プレスリリース）
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=384410