火力発電所の請負工事を受注
住友商事株式会社がミャンマーの電力公社であるMyanma Electric Power Enterpriseから、ティラワガスタービン火力発電所1号機、2号機の土木据付込み一括請負工事契約を約50億円で受注したと発表した。
2015年2月に着工し、1号機は2016年3月、2号機は2016年7月の運転開始を目指す。
ティラワSEZとヤンゴン市に供給予定
しかし企業進出が増加していく中では、安定した電力等の基礎インフラが欠かせない。またミャンマーの経済発展が急速に進んでいることから、電力需要は2030年までに現在の約5倍になると予想される。そのため早期の新規発電所建設が必要だ。
2013年には国際協力機構(JICA)がミャンマー政府との間でインフラ整備支援を目的とした円借款契約を締結したことによって、ティラワガスタービン火力発電所が支援を受け建設することになった。
なおティラワガスタービン火力発電所は、ティラワ経済特別区の隣接地に位置している。ティラワSEZとヤンゴン市への電力供給を予定している。
現在ミャンマーの人口は5000万人を超えており、消費市場としても成長段階だ。そのうえ良質で豊富な労働力を抱えているため、製造拠点としても競争力を持ちつつある。ここ数年で一気に世界各国からの企業進出や直接投資が進んでいるため、軽工業の投資が他業種へも広がりつつある。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
住友商事株式会社 ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=28411?