国産木製架台を採用
ソーラーフロンティアは、2月16日、日本では数少ない国産木製架台を用いたメガソーラーの建設を開始したことを発表した。
木製架台は海岸付近でも腐朽が少ないほか、炎天下でも熱くなりにくいのがメリット。また国産木材を使用することから、解体後も木質バイオマス燃料などに利用できるなど、環境負荷の低減にも貢献するという。
新発電所の概要
新発電所(SFソーラーパワー八代発電所)は、ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行の共同設立会社である「SFソーラーパワー」により、熊本県八代市に建設される。
約19,000平方メートルの敷地に太陽電池モジュール8,160枚を設置。発電容量は1,400kW、年間予想発電量は1,631,000kWhを見込む。
また、木製架台には、地権者であり、卓越した木材保存技術を持つザイエンスのノウハウがいかされ、発電施設全体の架台のうち約20%に使用される計画だ。
2015年5月末の発電開始をめざす
ソーラーフロンティアは、実発電量の高いCIS薄膜太陽電池と施工技術を通して、今後も環境に優しいエネルギーを提供していく方針である。
なお、新発電所の発電開始は2015年5月末の予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソーラーフロンティア プレスリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2015/C042170.html