グループ所有の物流倉庫を建設
阪急阪神ホールディングスグループは、2月9日、国際輸送事業を担う阪急阪神エクスプレス、阪急電鉄及び阪神電気鉄道3社が共同で設立した現地法人「阪急阪神ロジスティクス インドネシア」が、インドネシア共和国ジャカルタ近郊で、グループ所有の物流倉庫を建設することを発表した。
国際輸送事業の規模拡大に向けた、効率的かつ機動的に利用できる物流拠点を設けることで、同国内外でのフォワーディング業務を担う「阪急阪神エクスプレス インドネシア」とともに、一貫した物流ネットワークのさらなる充実と、高品質なロジスティクスサービスの提供を実現させたいとしている。
新物流倉庫の概要
新物流倉庫は、インドネシア西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地内、敷地面積18,210平方メートルに建設される計画だ。
鉄筋コンクリート造・平屋造で、接車バース12カ所(ドックレベラー12基)、低温設備を備え、自動車部品関連、医療機器、電子部品、日用品を扱うという。
なお、3月から建設を開始し、年内12月の完成をめざす。
最適な立地で市場開拓
建設地は、すでに日系企業を中心に約180社の企業が入居・操業しており、港及び空港からの利便性も優れていることから、生産・物流拠点として最適の立地と位置づけられている。
同グループは、今後、著しい発展を遂げているアセアン地域での事業規模の拡大を図り、新たなマーケット開拓に取り組むかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
阪急阪神ホールディングス ニュースリリース
http://www.hankyu-hanshin.co.jp/news_release/pdf