西と東の子会社を、1つに経営統合し機能を強化
近年、地方自治体が発注するごみ焼却・発電プラントの在り方が変わってきている。
事業の企画・設計段階から施設解体後の廃棄までのライフサイクルコストを抑えるため、プラント建設だけに限らず運営や運転管理業務も民間企業に委託するケースが増えてきたのだ。
さらに環境負荷を低減するために、循環型社会形成の観点に立ったプラントの運営も求められている。
このような社会状況に対応するため、日立造船は4月1日付で、傘下の日神サービスと関西サービスを合併し、「Hitz環境サービス株式会社(仮称)」として新たなスタートを切る。
建設から運営管理まで世界No.1を目指す
今回合併が決まった2つの会社は共に、ごみ焼却・発電プラントなどの運転維持管理を主に行っている。日神サービスが東日本エリアを、関西サービスが西日本エリアを担当してきた。
日立造船では、ごみ焼却・発電プラントの建設はもとより、運転維持管理でも世界No.1を目指しており、精力的に事業を展開している。今回の経営統合でシナジー効果を高め、プラント運営面の更なるサービス強化を図る方針だ。
(画像は、Hitz日立造船のホームページより)
▼外部リンク
日立造船株式会社のニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/release/2015/01/001503.html